1,腕に傷を持つ男と不思議な力 2,出会い 3,関係 4,ドライブ 5,お互いの事を話す
6,旅行   7,運転手 8,大阪   9,アストンマーチンDB11  10,初めてのDIVA
11,ストーカーとヤクザ 12,同棲 13,菊池組と過去 14,過去を模索 15,親父の記憶と菊池組
16,菊池の動き 17,菊池雲の動き2 18,過去がまた1つ 19,佐々木と言う男  20,佐々木との再会
21,新たな動き 22,過去の記憶が新たに 23,那須高原 24,新たな進展 25,鈴木と言う男
26,鈴木と菊池組 27,新たな過去と菊池組 28,激化してくる菊池組 29,久々な普段の日常  30,誘拐
31,菊池組との抗争 32,決着 33,拘留 34,今後の行く末 35,最終章
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26.鈴木と菊池組


 翌日、鈴木の住んでいるアパートに麻衣と行くと、鈴木はいなかった。

GT-Rをアパートの見える所に停めて様子を見ようというと、麻衣はスマホで何かし始めた。

俺は窓を少し開けタバコを吸っていると、1台の車がアパートの前に停車して男性が1人降りた。

よく見ると、大阪ナンバーだった。

「大阪ナンバー?」

俺が見ていると、麻衣も気が付いて車の方を見ている。

すると、男が戻ってきて、車は男を乗せてこっちに走ってきた。

俺は麻衣に覆いかぶさるようにしてキスをすると、麻衣は驚いていたが抵抗しないで抱き着く。

車が横を通り過ぎると、俺はキスをやめてミラーで車を見た。

そして何気に麻衣を見ると、俺を見ている。

「佳ちゃん・・・もっとキスして?(笑)」

「え?(笑)」

麻衣は俺に抱き着くようにしてキスをしてきた。

「えへ。これで今日も仕事頑張ろうっと(笑)」

俺が唖然としていると、麻衣は笑っていた。

この後、2人で食事をして麻衣を送って行った。

 

 翌日、麻衣は二日酔いで寝ていて、俺は1人で鈴木の住んでいるアパートに向かった。

アパートには鈴木はいなく、俺はまた少し離れた所で様子を見ていると、しばらくして1台の車がアパ

ートの前に停まって男が降りてきた。

車は昨日と同じ大阪ナンバーだった。

よく見ると、男のスーツに金バッチが付いているのに気が付いた。

「まさか・・」

俺はスマホを持った。

『あ、近藤さんですか?あの・・・鈴木って人の住んでる所ってわかってるんでしたっけ?』

聞くと、今調べてると言っている。

俺は住所を知っていて、今そのアパートの近くにいる事を言った。

『今、大阪ナンバーの車とヤクザみたいなのがアパート前にいまして』

『お前・・・また勝手に動いてるな?ったく・・・場所は何処だ?それとナンバー教えろ』

俺が住所を教えて、車のナンバーを教えて電話を切った。

 

様子を見ていると、しばらくして1人の男性がGT-Rの横を歩いていった。

よく見ると、写真に映っている鈴木に似ている。

声をかけようと思ったが、大阪ナンバーの車が気になり声をかけられなかった。

そのまま見ていると、助手席のドアをノックして近藤が乗ってきた。

「あれ?近藤さん」

「あれ?じゃねぇよバカ。ったく・・・」

俺が苦笑いをしていると、詳しく教えろと言ってきた。

鈴木の住所は歌舞伎町にあるバーで教えてもらい、ここに何回か来たが本人には会えずにいた。

そして昨日来ると、今停まっている大阪ナンバーの車が来て、今日も来ていると教えた。

「お前な・・・なんで警察に任せないんだ?」

俺が苦笑いをしていると近藤のスマホに着信が来た。

『どうした?あ?菊池組名義?わかった』

「車の持ち主は菊池組ですか?」

「あぁ、そうらしいな・・・」

そう言って、タバコを吸うと言ってきた。

助手席の窓を少し開けると近藤はタバコを吸いだし、俺もタバコを吸いだすとアパートから鈴木と先に

入った男が出てきた。

2人で見ていると、車は動きだした。

身を隠すようにしていると、車はGT-Rの横を通って行く。

「近藤さん」

「あ?追いかけるなって言ってもお前は行くんだろ?」

俺が苦笑いをしながらエンジンをかけると近藤は呆れた顔をして、タバコを吸っている。

車を追って行くと、あるホテルの入口に車が停まった。

見ていると、1人が降りて中に入って行き、代わりに違う男が乗って車はまた走りだす。

追いかけて行くと、近藤は電話でホテルの事を言って至急向かうようにと言っている。

車は首都高速を羽田線に入り、ベイブリッジ方面に走って行く。

尾行するように追って行くと、車は横浜の関内ICで降りて本牧方面に走って行った。

そのまま追って行くと、後ろに1台の車が付いてきているのに気が付いた。

「近藤さん。うしろ・・・大阪ナンバー」

近藤が後ろを見てため息をついてきた。

「ったく、面倒だな・・・」

俺は笑いながら運転していた。

 

本牧埠頭方面に走って行き、俺達が距離を置いて走っていくと後ろの車がスピードを上げてきた。

そして横に並ぶと後部座席の窓が開き、乗っている男が銃をこっちに向けてきた。

俺は慌ててブレーキを踏むと、男は銃を撃ってくる。

「おいおい。ここは日本だぞ!!なんなんだ」

近藤の言葉に俺は苦笑いをしていた。

「近藤さん、仕掛けていいっすか?」

「お前、何する気だ?」

俺はニヤリとして、スピードを上げて銃を撃ってきた車の横に並び幅寄せをすると、車は当たらないよ

うに横にずれる。

そのタイミングで、俺は更にスピードを上げて斜めに入り込むように運転していくと、車は倉庫を囲っ

ている柵に擦るように当たり減速した。

「お前・・・無茶苦茶な事するな・・・」

俺は笑いながら先の車を追いかけると、車は十字路を左折して行くのが見えた。

追って行き、車を一気に追い抜いていき、ミラーで後ろを見ると車は走ってきている。

前方を見て車が走ってないのを確認して、車を横向きにさせ停車すると車は少し手前で停車した。

近藤は呆れて俺を見てきた。

「お前・・・刑事を乗せて荒い運転すんな」

「でも、捕まえられますよ?(笑)」

そう言って車の方を指さすと、追ってきた車も停車している。

「ったく・・・」

そう言って近藤は車から降りた。

「警察だ!!おとなしくしてろよ」

近藤が言いながら車に近づいていくと、乗っていた男達が降りてきて、俺も車から降りると男達は近藤

を睨みつけている。

「お前ら菊池組だろ?」

「だからなんや!!」

そう言って、1人の男が近藤を殴ってきた。

「近藤さん!!」

俺が近藤の所に行くと、男達は俺と近藤を取り囲む。

人数にして4人だが、1人は銃を取り出し、他は手に木刀とか持っている。

「近藤さん・・・すぐ終わらせるんで、そのあとはお願いしますね(笑)」

「佳悟。お前・・・」

俺は近藤を見てニコッとして、数珠を外した。

 

 俺はあっという間に男達を倒すと、近藤は車に乗っている男と鈴木を車から降ろした。

男は観念したのかおとなしくしている。

近藤は連絡をして、神奈川県警に頼んで至急パトカーをよこすように指示を出している。

俺は数珠をはめてGT-Rに乗ると、激痛で動けなくなってきた。

「いってぇ・・・」

今回は長時間外していないから、すぐに収まるだろうと思っていると、遠くにサイレンの音が聞こえて

きて、近藤は俺を見たりしている。

そして、少ししてパトカーが数台来て、男達を連行し始めた。

次第に激痛も収まって動けるようになってきて、車から降りて近藤の所に歩いて行った。

「大丈夫か?」

俺がうなずき、鈴木を見るとパトカーに乗る所だった。

「あの・・・鈴木さんですよね?」

「・・・君は・・・佳悟君か?」

俺がうなずくと、何も言わずに俺を見ている。

「今、いろいろ親父の事とかを調べています。俺に知っていることを全部話してくれませんか?」

言うと、うなずいたが警察官が車に乗るよう言ってきて、鈴木は俺を見てお辞儀をしてパトカーに乗っ

て連行されていった。

「佳悟。あとで警察署にこいよ?いいな?」

「・・・はい」

近藤はパトカーに乗って帰って行き、俺はため息をついて、GT-Rに乗り家に帰る事にした。


1,腕に傷を持つ男と不思議な力 2,出会い 3,関係 4,ドライブ 5,お互いの事を話す
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16,菊池の動き 17,菊池雲の動き2 18,過去がまた1つ 19,佐々木と言う男  20,佐々木との再会
21,新たな動き 22,過去の記憶が新たに 23,那須高原 24,新たな進展 25,鈴木と言う男
26,鈴木と菊池組 27,新たな過去と菊池組 28,激化してくる菊池組 29,久々な普段の日常  30,誘拐
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