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4.ドライブ 歌舞伎町を徘徊しながら時間を潰して車に戻ると、麻衣からLINEがきた。 この前、俺が気絶していた時のパーキングにいると送ると、今からいくから待っててと返ってきた。 車でタバコを吸いながら待っていると、少しして麻衣が現れた。 麻衣はジャケットにミニスカートの姿だが、ヘアスタイルが仕事仕様のままで違和感があった。 「おまたせ~。ね?ドライブにしようよ(笑)」 「え?ご飯は?」 言うと、麻衣はドライブがいいから何処か行こうと言っている。 俺は苦笑いをしながら車をパーキングからだし、とりあえず首都高速に向かった。
時間的に首都高は空いていて、俺はそのままベイブリッジ方面に車を走らせ山下公園に向かっている
と、麻衣はい 山下公園に着き、駐車場に車を停めて2人で歩き出すと、麻衣は俺に腕を組んできて、何も言わずにい ると腕に胸の感触が伝わり、麻衣を見るとニコニコしている。 話しながら2人で歩いていると、3人組の男達が俺達に声をかけてきた。 「こんな時間に可愛い子連れてデートですか~?その髪の毛だとキャバ嬢か?(笑)」 無視をして行こうとすると、男達は取り囲むようにしてきて、麻衣は俺の腕を強くつかんでいる。 車に戻ろうとすると、1人の男が麻衣の腕を掴み引っ張った。 「きゃっ」 「麻衣ちゃん!!」 男達はニヤニヤしている。 「へ~、麻衣って言うんだ?(笑)こんな野郎よりも俺達と一緒の方が楽しいぞ~」 「お前ら・・・俺を怒らすなよ」 「はぁ?今なんか言ったか?」 1人が挑発的に言ってきたのに、カチンときて男の胸ぐらをつかみ腹に1発拳を入れて投げ飛ばした。 2人は唖然としたが、俺は数珠を外して瞬時に麻衣を掴んでいる男の懐に入り、肘打ちをする。 後ろによろめいた時に麻衣は横に逃げるように倒れ、俺はそのまま男を殴るとその場に倒れたが、もう1人の男は俺 俺はかわしながら殴って行くと懐からナイフのようなのを出してきて、俺に攻撃をしてくる。 一瞬のスキを見て胸元に手をあて掌底打ちのようにすると、男は白目をむいてその場に倒れた。 「おい!調子に乗るなよな」 見ると最初に投げ飛ばした男が麻衣を捕まえていて、ナイフを麻衣の喉元に当てていた。 俺は足元に転がっていた小石を拾い麻衣の方見ると、怯えながら俺を見ている。 「麻衣ちゃん。当たったらごめん」 そう言って、指で小石を弾き飛ばすと小石は男の目にあたり、麻衣はそのまま座り込む。 男の所に行き、右腕で男の首を掴み持ち上げると男は苦しそうにもがきだし、そのまま投げ飛ばした。 麻衣の所に行くと、麻衣は俺を見て抱き着き泣きだす。 「大丈夫?帰ろ?」 言うと、何も言わず泣きながらうなずく。 俺は数珠をはめて、麻衣の手を握り歩きだすと腕に激痛が走った。 「ぐっ・・・」 その場に右腕を抑えながらしゃがむと麻衣は驚いている。 「佳悟君?どうしたの?」 俺は苦笑いをして腕の痛みを我慢して立ち上がろうとすると、身体が動かなくなってしまった。 「佳悟君?ねぇ。大丈夫?」 朦朧としていると麻衣の声が微かに聞こえてはいるが、体が動かない。 麻衣は俺の身体を抱きしめるようにしていた。
少しして、痛みが引いて動けるようになった。 「・・・ごめん・・・もう大丈夫」 「ホントに?」 苦笑いをしながら帰ろうと言って麻衣を連れて歩いていくと、麻衣は本当に大丈夫なのかと言っている。 駐車場に戻って車に乗ると、麻衣は何も言わずに助手席に座り、俺を見ている。 「本当にごめん・・・突然だから驚くよね・・・話すと長いけど教える・・・ちょっと整理したいから、
とりあえ そう言って俺は車を走りだした。 首都高速を走っている間は、俺も麻衣も何も言わずにいる。 マンションに着き、そのまま地下駐車場に入って行き車を停めた。 「俺の家・・・この上なんだ。いこ?」 「え?あ・・・うん」 麻帆の手を握りエレベーターで最上階に上がって行き、家のドアを開けると麻衣は何も言わずにいる。 「初めて会った時・・・麻衣ちゃん家に行ったから・・・今度は俺の番って事で(笑)入って?」 麻衣は苦笑いをしながら家に入ってきた。 リビングのソファーに麻衣を座らせると、周りをキョロキョロしている。 飲み物を持って隣に座り、俺はタバコに火をつけた。 「あ、麻衣ちゃんってタバコ吸うの?吸うなら吸っていいからね?」 「・・・うん」 俺は飲み物を飲んでタバコを吸っていると、麻衣もタバコを吸うらしくバックからタバコを出した。
会話も無くタバコを吸っていたが、俺がタバコを消し向かい合うように座りなおすと、麻衣も同じようにしてきた。 「えっと・・・じゃあ、話すね?」 「あ・・・無理に話さなくても・・・」 麻衣の反応にクスッと笑うと、麻衣は苦笑いをして飲み物を飲んだ。 俺は麻衣に、右腕には不思議な力があり、それを使った後に体が動かなくなったり気を失ったりする。 俺達が初めて会った時も力を使ったから気を失ったと言うと、何もいえずに麻衣は俺を見ている。 「俺ね・・・2年前に交通事故で記憶が半分以上無くなったんだ・・・俺の右腕・・・この傷ね・・・
その交通事故 そう言いながら右腕の傷を見せると、麻衣はジッと傷跡を見ていた。 「え・・・えっと・・・不思議な力って?さっきも力使ったの?」 「うん」 どうやら麻衣は俺が力を使ったのを見ていないようで、反応に困ってるようだった。 俺はニコッとして寝室に連れて行き、麻衣をベットの上に座らせた。 「今からその不思議な力を使うから・・・って言っても、これからする事は大した力じゃないんだけど」 俺はスマホを麻衣の手の平に置き、数珠を外して手の平を少しスマホから少し上において目を閉じた。 すると麻衣の手の平に置いてあるスマホが少し浮き、麻衣はそれを見て驚いている。 俺はニコッとして麻衣をベットに寝かせ、胸を触らないで手を置くと言って、俺はそっと手を動かした。
何か感じる 止めずに手を動かしていくと、麻衣は少し息が荒くなってきて、感じだしたのか体がモジモジしだす。 そのまま続けると、麻衣は俺を見ながら目は少しうっとりしていて、次第に喘ぎだした。 「あっ・・・いや・・・何?なん・・・か・・・変・・・あっ・・・んっ」 俺は動かすのを止めると、麻衣は俺をジッと見つめるように見ている。 数珠をはめて、麻衣に腕枕をすると俺の右腕は動かなくなってきた。 「この力ってね・・・使い方によるけど、腕に激痛が走ったり・・・身体が動かなくなったり、気絶したりするんだ」 麻衣は俺を見て言葉を失っていて、俺はそのままの体制でじっとしていた。
俺の身体はすぐに元に戻り、普通に動かせるようになってきた。 「これで解った?この腕の力って、使い方を間違えると人を殺しちゃったりも出来るんだ。だからあまり使いたくは 「なんか話がすごすぎて変な感じ・・・でも、さっきのは・・・何が起きたのか驚いちゃったけど・・・」 そう言って少し照れている。 俺はニコッとして、この数珠をしていて何もしなければ何も起こらないとかいろいろ話していると、麻衣はおとなし 麻衣の身体をそっと抱きしめると、麻衣は無意識なのか俺に抱き着いてきた。 この時、麻衣はいい匂いをしていて、不思議と落ち着く。 そして俺はそのまま眠った。 |