01-目覚めて知る正体と組織 02-ミッション 03-パームアースと自分の能力 04-テロリスト「ゲノム」 05-ゲノムからの挑発
06-再びゲノム動く 07-完全に蘇る過去の記憶 08-テロ集団、ゲノムを始末 09-005と004の反乱 10-作戦会議
11-防衛大臣と官房長官 12-パームアース本部へ突入準備 13-パームアース本部へ 14-新たな敵 15-解毒剤
16-残党狩り 17-残党狩り2 18-最終章 ☆MENUに戻る☆  


11,防衛大臣と官房長官


 

 作戦予定の日の朝。俺達は東京駅にいた。

新幹線のホームで俺達は2手に別れて、防衛大臣が来るのを待っていた。

出発時刻間近になり防衛大臣がSPを6人。駅員達を連れてホームに現れ、俺達は新幹線に乗った。

防衛大臣は先頭のグリーン車を1両押さえてるようで、その入口にSP2人が配置され関係ない人達は

中に入れないようになっていた。

俺達は新横浜駅を通過するまで、指定席車両で席に座って様子をうかがっていて、新横浜駅を出発した

と同時に俺達は先頭車両に向かった。

 

 

 

俺達が入口に行くとSPが俺達の前に立ち、中に入れないと言う。

俺と隼人でSP2人を取り押さえると、美月と葵が銃をSPに向けた。

腕を結束バンドで後ろで縛ると、美月と葵がSPを椅子に座らせる。

隼人と中に入ると、他のSPが警棒を取り出し俺達の方に来た。

俺達はSP達を倒して防衛大臣の席まで行くと、俺達に気が付き慌て始める。

隼人は銃を一緒にいる秘書に向け、俺は大臣の座っている前の座席を回して、俺と隼人は座った。

「おはようございます。防衛大臣にお話があります。いいでしょうか?」

「な、なんだ君達は」

秘書に席を外すように言うと、秘書は怯えながら席を外した。

「俺達はパームアースのエージェントです。SPを沢山連れて警戒心が強いですね(笑)」

言うと、防衛大臣の顔色が変わった。

俺はニヤリとして、パームアースを官房長官と2人で作った事を確認すると、防衛大臣は一瞬ためらっ

たが何も言わずにうなずく。

「先日。パームアースの施設は俺達が爆破させ崩壊させました。もうご存知ですよね?」

「・・・君達は何故そんな事をしたんだ?」

俺はフッと笑い、銃を取り出して防衛大臣に向けた。

「逆に質問をします。何故パームアースのような組織を作ったんですか?」

防衛大臣は、パームアースのような組織を作る事で日本を守るためとしか言わない。

薬とかを使って洗脳し、操り人形のようにエージェント達を動かしている事に意味があるのか聞くと、

防衛大臣は言葉を失っていた。

「今、パームアースにエージェントは001を覗けば俺達2人しかいません。002と003は死にま

した・・・総理官邸で起きた事も・・・それもご存知ですよね?俺達はパームアースはいらない組織だ

と判断しました。今、パームアースは俺達を始末しようと動いてるはずです」

「き・・・君達は何をしようとしているんだ?パームアースはそう簡単にはなくならないんだぞ・・・

こんな事をしていいと思ってるのか?」

俺は防衛大臣の言葉に笑いだした。

何気に周りを見ると、SP2人と秘書は椅子に座らせられ、他のSPは一か所に集められているが、気を

失っているようだ。

 

 

 

少し間を置き、俺は銃を改めて防衛大臣に向けて最後の質問だと言って、パームアースの本部は何処に

あるのか聞いてみた。

「・・・場所はわからない。私は官房長官に言われた通りに動いていただけだ・・・本当だ。場所を知

りたければ官房長官に聞くんだ」

隼人を見ると、俺を見てうなずく。

「わかりました。官房長官に直接聞いてみます。朝からお騒がせしました。俺達は消えます」

そう言って立ち上がると、防衛大臣は俺達を見ながらビクビクしている。

「あ、俺達が接触した事は誰にも言わないでください。もし、誰かに言ったと解った時点で、俺達はあ

なたを始末します」

防衛大臣は目をウルウルさせながらうなずいてきた。

俺達は何事も無かったようにグリーン車から出て、席に戻った。

「官房長官を明日捕まえよう」

「どうやって捕まえる?」

俺は移動中に車を停めて尋問すると言うと、3人はうなずいてきた。

名古屋に着くと俺達は新幹線から降りて、新幹線は何事も無かったかのように出発していく。

「じゃあ、美味しいもの食べて帰ろうか(笑)」

俺の言葉に3人は笑いだし、何が食べたいか話しながら歩きだした。

 

 

 

 次の日に、俺達はそれぞれ車に乗って官房長官が官邸に行くルート上で、車が来るのを待っていた。

しばらくすると、3台の連なって走っている車が俺達の横を通っていった。

俺が車を出すと隼人達の乗っている車も走り出す。

3台を抜き去り、俺は行く手を遮るように停車すると3台も停車して、先頭車からSPが降りてきた。

すると、隼人は割って入るように車を停車させた。

俺達が車から降りると、他のSP達も降りてくる。

美月と葵はSP達を倒していき、隼人は運転席にいる運転手を車から降ろした。

俺は後部座席のドアを開けて乗り込むと、官房長官は驚きを隠せないでいる。

「朝早くからすいません。官房長官にお聞きしたい事がありまして」

「なんだね君達は」

そう言って車から降りようとした時に、俺は銃を取り出して官房長官に向けた。

「パームアースのエージェントです」

言うと、官房長官は驚き、諦めたのかおとなしくなった。

俺はニコッとして銃を向けるのを止めて、官房長官を見ると少し怯えるような表情をしている。

「官房長官はゲノムが官邸を占領した時にいなかったですね」

聞くと、その日は国会議事堂の方にいて大丈夫だったと言い、総理大臣や捕らわれた人達を救出してゲ

ノムを壊滅に追い込んだ事に対してお礼を言ってきた。

「パームアースのエージェントが何の用だね」

俺はニコッとして、パームアースの本部は何処にあるか聞くと、知ってどうするんだと言っている。

施設が爆破して崩壊した事を言うと、俺と隼人がしたと認識しているようだった。

「話しが早いですね(笑)じゃあ、改めて聞きます。本部の場所を教えてくれませんか?」

そう言ってまた銃を向けて、パームアースのような組織は日本には必要ないと言うと、官房長官は俺達

に何が出来るんだと言ってきた。

「今、パームアースにエージェントは001以外には俺達しかいません。002と003は死んだのは

ご存知ですよね?」

官房長官は001がいる以上、俺達に勝ち目はないと言っている。

俺はフッと笑い、エージェントを甘く見ないように。負ける戦争はしないように洗脳してるんじゃない

のかと言うと、官房長官の顔色が変わった。

 

 

 

一呼吸をして俺はまた官房長官を見た。

「教えてくれませんか?パームアース本部は何処に?」

「・・・場所は・・・月島埠頭の近くにある・・・近くまで行けばわかる」

官房長官は本部の敷地や建物に入るのは困難だと言うと、俺はそんなのやってみないとわからないと言

い、笑いだした。

「ありがとうございます。朝からお騒がせしました。俺達は消えます・・・・あ、この事は誰にも言わ

ないようにお願いします。もし外部の人間がこの事を知ったのが解り次第・・・官房長官には死んでも

らいます。では」

そう言って車から降りると、隼人達は車に乗り美月は車で俺の横に停車させた。

車に乗ると美月達は車を走らせた。

 



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