01-目覚めて知る正体と組織 02-ミッション 03-パームアースと自分の能力 04-テロリスト「ゲノム」 05-ゲノムからの挑発
06-再びゲノム動く 07-完全に蘇る過去の記憶 08-テロ集団、ゲノムを始末 09-005と004の反乱 10-作戦会議
11-防衛大臣と官房長官 12-パームアース本部へ突入準備 13-パームアース本部へ 14-新たな敵 15-解毒剤
16-残党狩り 17-残党狩り2 18-最終章 ☆MENUに戻る☆  


8,テロ集団、ゲノムを始末


 

 翌日。パームアースは拘束したゲノムからアジトを白状させ、002と003が攻め込んだが、攻め

きれずに何人かに逃げられたと報告がきた。 

そして、その夜に首相官邸が何者かに占拠されたとニュース速報で流れて、テレビでは急遽首相官邸の

外から生中継がされて騒ぎだした。

正面や空から中継をしていたが、官邸の庭から上空のヘリが撃ち落されたりした。

美月と見ていると、本部から何か送られてきて、見てみると首相官邸を占拠された事に対して調査を始

めていると書いてある。

解り次第指令を出す、各自待機せよと書いてあった。

美月は、前もって準備していた銃とかを改めてチェックをしていた。

 

 

 

 数時間後。本部からまた送られてきた。

明日の午前9時に施設に集合。用意した武器等を調達して、夜にミッションを開始と書いてあった。

俺は何も言わずにリビングに戻りタバコを吸いだすと、美月は何気に俺を見ている。

「明日・・・他のエージェント達に会えるのかな?」

「・・・時間指定しているから全員揃うはずよ」

003とバディは一緒にミッションをしているから解るけど、001と004はわからないから会って

みたいと言うと、美月は何も言わずにいた。

「美月?俺が記憶が蘇ったから・・・何か考えてる?」

「え?ううん・・・考えてないけど・・・パームアースに入る前に私と会ってるのは信じられない」

俺はフッと笑い美月を抱きしめた。

「俺は今、美月と組んでいる。美月は言ったよね?ミッションで動いてない時も俺のバディだって・・・

俺のバディは美月だけ。だから何があってもパートナーを変えるつもりはないよ。」

「・・・達也」

俺がニコッとすると、美月は苦笑いをしてうなずいてくれた。

話していると、美月は他のエージェント達に記憶が戻った事を言うのか聞いてきた。

今はまだ言わないし、それぞれの事も聞かないと、と言うと、美月は002と003は必要最低限しか

話さないと言ってきた。

そして俺も004意外とはあまり言葉を交わさないでいたと言う。

「004は一緒に訓練してたから、2人で良く話しているのを見かけてた・・・私達バディも同じ感じ・・・

私は004のバディをしている葵意外とは話さない」

「・・・そっか」

俺はニコッとして、明日に備えて寝ようと言って寝室に美月を連れて行くと、美月は俺に抱いてと言っ

てきて、俺は何も言わずに美月を抱いた。

 

 

 

 次の日の朝。時間に合わせて施設に行くと、DMCが3台停まっていて、並びに停めるとそれぞれ車

から降りてくる。

「達也?一番奥にいるのが002。そして、一番手前が004よ」

見ていると、004と一緒にいるバディに気が付いた。

(・・・葵?)

一緒にいるバディは、俺と別れた彼女に似ていた。

だが海外で飛行機墜落事件があり、その飛行機に乗っていて死亡したはずだった。俺は目を疑った。

見ていると建物の奥から台車を押しながら男達が出てきた。

それぞれ車の前に置くと、荷物は武器のようで002達は台車に乗っているのを車に積みだす。

俺達も車に積んでいると、004がすれ違う時に1枚のメモ用紙を俺に渡してきた。

 

[記憶が戻ったのは本部が知っている。 

 組織はお前を始末する事になっている。気を付けろ。

 俺はお前の味方だ]

 

004を見ると何もなかったように車に荷物を積んでいた。

荷物を積み終えた時、002が俺の所に何か持ってきて003と004や各バディも集まった。

「首相官邸の全体図だ。人質は内閣総理大臣と官僚数人。それと首相宅で婦人と側近が数人だ。今回の

指揮官は005・・・君だ。ミッション開始までに作戦を考えといてくれ」

「・・・わかった」

言うと、それぞれ車に乗りだし、その場から立ち去っていく。

突然、指揮官だと言われた。

ミッション開始までに作戦を考えなきゃいけない。

美月に遊軍は使えるのか聞くと、言えば動かせられると言う。

俺は美月に家に帰ろうと言って帰る事にした。

 

 

 

家に帰ると俺は作業部屋に行き、パソコンでマップを開いて、もらった資料と照らし合わせながら首相

官邸を見始めた。

首相官邸はセキュリティーで守られているはずだが、ゲノムに占拠されているのに何かひっかかる。

もらった全体図と見取り図を見ると、官邸と内閣府には地下通路で繋がっているに気が付いた。

見ていると、美月は俺に飲み物を持ってきて隣に座ってきた。

「美月?ここ・・・内閣府みたいなんだけど・・・官邸と地下通路で繋がってるようだけど」

「・・・うん。調べてみるね」

そう言って隣にあるパソコンで何かしだした。

首相宅を見ていると、ここは同じ敷地にあるが官邸と離れている。

全体図を見ていると、美月が内閣府と官邸は緊急用の地下通路がり、繋がっていると言ってきた。

「じゃあ、首相宅にいる婦人達の救出。そして地下から内部に侵入と正面からの3つで決まりだな」

首相宅に004。正面は002と003に頼むことにして、俺は地下から侵入する事にした。

美月や他のバディは004と一緒に動き、救出後にその後の状況で官邸に向かい援護をと言った。

「美月?遊軍を各エージェントに5人ずつ付けたいから・・・動ける遊軍を20人用意するように本部

に言ってくれないかな?それと・・・集合時間と場所は・・・午後10時に内閣府の駐車場で」

「うん。わかった」

そう言って、美月はパソコンで依頼を送った。

施設から持ってきた物は、俺達の服と銃やナイフ。それと侵入するに必要な小道具とかも入っていた。

まとめていると、俺は美月に004が俺に渡してきたメモ用紙の事を言ってみた。

「美月。俺の記憶が戻った事・・・本部が知ってるみたいなんだけど」

「え?」

驚いている美月を見て、メモ用紙を見せると美月は俺を見て顔を横に振った。

「私・・・誰にも言ってない・・・信じて?」

「わかった・・・この話しは後でしようか」

そう言ってリビングに行くと、美月は俺に後ろから抱き着いてきた。

俺が何も言わないでいると、美月は俺が記憶が戻った事を話してからずっと俺と一緒にいたし、誰かに

連絡とかもしてないと言っている。

美月と向かい合うと美月は涙を溜めながら俺を見ていて、俺はフッと笑い抱きしめた。

「わかってるよ。でも・・・メモ用紙に書いてある内容が本当なら・・・ミッションの時は美月も気を

付けて・・・ね?」

「・・・達也」

俺はニコッとして美月を抱きしめた。

 

 

 

 時間が来て、俺と美月は指定の場所に向かった。

首相官邸周辺は規制がはられていて、道を挟んで向かい側にマスコミが大勢いた。

内閣府の駐車場に行くと、他のエージェント達は来ていて遊軍も来ているようだ。

車から降りるとエージェント達も降りてきて俺の前に集まり、遊軍も集まってきた。

時計を見ると、午後10時になっていた。

「これからミッションの内容を説明する・・・まず、俺は遊軍5名とこの地下から首相官邸の地下に侵

入。首相達を救出したら地下通路を使って非難してもらう。002003は遊軍10名と正面から。俺

が官邸に侵入したら突入してくれ。004はバディ4名と遊軍5名を連れて首相宅に行き、婦人達の救

出を頼む。終了後、002と003に合流して援護を・・・・1時間後に開始する」

俺は時計を見ながら言うと、それぞれ動き出す。

作戦準備をしていき、俺は内閣府の職員の案内で地下に降りていった。

職員に地下通路の事を聞くと、官邸の地下3階と繋がっていると言う。

官邸の地下3階には何があるか聞くと、緊急対策本部が設置される時は地下3階にある部屋だと言い、

専用階段かエレベーターを使って行き来をするという。

だが、使ってない時は専用キーがないと階段もエレベーターも地下3階には行けないとも言っている。

俺がそのキーの事を言うと、俺に1つ渡してきた。

地下通路入口に行くと、職員がカードキーでロックを解除して扉を開けて、俺達は首相官邸に向かった。

 

 

 

 地下通路を歩いて行き、首相官邸の下まで行くと扉があった。

時計を見ると、開始まで10分前だった。

俺は各エージェント達に報告をさせると、それぞれ配置完了と言っている。

遊軍に指示を出し、扉左右に別れさせ待機するように指示を出した。

【各局。各自最終チェックをして待機。また一報する。】

エージェント達から了解の無線が飛んできた。

そして10分後。俺が合図をするとカードキーでロックが解除されドアが少し開いた。

覗き込んでみると、どうやら地下3階は誰もいないようだ。

俺は遊軍に指示を出し、中に侵入していく。

【005だ。官邸内に侵入成功。このまま上階に行く。各自ミッションを開始してくれ】

各部屋をチェックするように指示をだして、俺達は階段から上にあがっていった。

警戒しながら階段を上がって行くと、地下2階も誰もいないようだ。

そのまま地下1階に行った時、気配を感じ遊軍を止めた。

サイレンサーを銃口につけて俺がそっとフロアにでると、武装した2人がいるのが視界に入った。

俺は銃で1人の男を撃ち、そのままもう1人の方に走って行く。

男は慌てるように俺に銃を向けてきたが、俺はナイフを投げつけた。

ナイフは肩に当たり体制が崩れた時に、俺は飛び蹴りをした。

「人質は何処にいる?」

男の胸元を掴み銃を向けて言うと、人質は最上階にいると言ってきた。

「ありがとよ」

そう言って、俺は銃で男を撃ち殺した。

【005だ。現在地下1階にいる・・・人質は最上階の3階にいるようだ。このまま向かう。004の

ほうはどうだ?】

【004だ。外にいるゲノムは片づけて中に侵入中だ】

俺は遊軍に合図をして、3階に向かう。

1階フロアにはゲノムらしいのが武装して何人もいる。

俺は気が付かれないように3階に向かって行った。

 

 

 

 3階に行くとフロアには何人かのゲノムがいた。

遊軍2人に正確な数を確認するように指示を出し、残りには催涙缶を用意と指示を出した。

少ししてフロアには4人と、一番奥の扉前に2人いると報告が来た。

「よし、フロアの4人は任せる。俺は一番奥に行く」

遊軍達はうなずいて、それぞれ催涙缶を手に持ち散らばった。

そして、缶が投げつけられ遊軍は銃で男達を撃って行く。

その隙に俺は一番奥に行き、男2人を銃で撃った。

扉を少し開けると、中にはゲノムらしいのはいなく人質が椅子に座らされて縛られていた。

2人に入口で見張るように言い、残りは俺に付いて来いと言って中に入ると首相達が縛られていた。

「助けに来ました。ケガとかは大丈夫ですか?」

言うとそれぞれうなずき、安堵の表情を浮かべる。

3人に地下通路を使って非難させるように指示を出し、残りはゲノムを始末すると指示を出していると、

004から無線が飛んできた。

【004だ。首相宅にいる人質は全員救出完了。これから官邸に向かう】

【005了解。こっちも人質は救出成功。今、地下通路を使って非難中。俺はこのまま下の階に降りて

いく。002と003。状況は?】

俺は周りを警戒しながら返答を待っていると、無線が入ってきた。

【002だ。今ゲートから官邸入口に突入して中に入る所だ】

俺は残っている遊軍に指示を出し、下の階に降りて行くと爆発音がなり、銃声も聞こえてきた。

それぞれ散らばるように指示を出し、俺はゲノムを操ってるのがいないのか探し始めた。

 

 

 

 下の階では銃の音が鳴り響いている。

2階まで降りて行くと、逃げようとしている男達を見つけた。

銃で威嚇すると、男達は止まり俺に銃を撃ってくる。

物陰に隠れて確認すると銃を持っている男が5人。

俺は銃を撃って行き、3人を撃ちそのまま出て行くと、横から1人男が出てきて俺はつかまれて壁に投

げつけられた。

「ぐっ・・」

立ち上がると男は俺を殴ってきて、その間に他の男達は逃げ出す。

俺も反撃をして行くと、男は効かないのか俺に攻撃をしてきて、胸ぐらを掴まれた時に俺は腰に差して

いたナイフを取り出し胸元に差すと、男はそのまま倒れて動かなくなった。

「くそ・・・」

【005だ。攻撃を受けて2人が1階に逃げて行った・・・俺も追う】

【003だ。逃げてきた男達は確保した】

俺がホッとしていると、俺に銃を撃ってきたのがいた。

銃弾は俺の腕に当たり激痛が走り、腕を押さえながら見ると002が俺に銃を向けていた。

「・・・002・・・」

「005・・・記憶が戻ったんだってな?組織の規則で、記憶が戻った時・・・それは死を意味する。

悪いが死んでもらう」

俺はとっさに物陰に隠れると、002は俺に向かって銃を撃ってきた。

 

 

 

様子をうかがっていると003も来て、002と何か話している。

さっきまで持っていた銃は床に落ちている。

もう1丁取り出して2人を見ると、003は俺に銃を向けていた。

無線では004が何か言っている。

俺が少し動くと003は俺に向けて銃を撃ってくる。

何気に横を見ると、俺に殺されたゲノムが倒れていた。

よく見ると、手りゅう弾をベルトに付けている。

距離にして約3m。その奥は柱があった。

003に銃を撃ち、その瞬間に男の方に飛び移り、手りゅう弾を2つ取れた。

柱に隠れると002も銃を撃ってきたが、俺は呼吸を整えて静かに立ち上がった。

手りゅう弾の1つのピンを外し、2人を見て手りゅう弾を投げて、反対側から俺は2人の方に走りだす。

手りゅう弾は爆発をして煙が出てる時に、俺はナイフを取り出し003の懐に入った。

003は驚き俺を殴ってきたが、俺の方が早く003の胸元にナイフを刺した。

002は俺に向けて銃を撃ってきたが、003をたてにして懐に手りゅう弾を入れピンを外し、蹴り飛

ばすと002に当たり、そして爆発をした。

 

 

 

倒れている2人を見ていると、004がフロアに来て002と003を見てから俺を見てきた。

「説明してくれないか?」

「・・・俺の記憶が戻ったと言って殺そうとした」

004はため息をつき、無線で話しだした。

【ミッション終了。バディ達は2階に・・・被害者は002と003。遊軍は後処理を頼む。以上だ】

俺が何も言わないでいると、004は俺の所に来た。

「おそらく、今後・・・本部はお前を始末しようとするはずだ・・・どうするんだ?」

「・・・わからない」

言うと004はフッと笑い、俺にタバコを1本出してきた。

2人で火を付けタバコを吸いだすと、バディ達が2階に来た。

002と003のバディはショックで動けないでいる。

「ミッションは終了だ・・・俺達はこの場から去ろう」

そう言って歩き出すと、美月が俺の腕を掴んできた。

俺がニコッとすると、美月は苦笑いをしている。

外に出ると004が俺の所に来て、メモ用紙を1枚渡してバディを連れて去って行った。

「美月。帰ろうか?」

そう言って、俺は美月を連れて帰る事にした。

 



01-目覚めて知る正体と組織 02-ミッション 03-パームアースと自分の能力 04-テロリスト「ゲノム」 05-ゲノムからの挑発
06-再びゲノム動く 07-完全に蘇る過去の記憶 08-テロ集団、ゲノムを始末 09-005と004の反乱 10-作戦会議
11-防衛大臣と官房長官 12-パームアース本部へ突入準備 13-パームアース本部へ 14-新たな敵 15-解毒剤
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