01-目覚めて知る正体と組織 02-ミッション 03-パームアースと自分の能力 04-テロリスト「ゲノム」 05-ゲノムからの挑発
06-再びゲノム動く 07-完全に蘇る過去の記憶 08-テロ集団、ゲノムを始末 09-005と004の反乱 10-作戦会議
11-防衛大臣と官房長官 12-パームアース本部へ突入準備 13-パームアース本部へ 14-新たな敵 15-解毒剤
16-残党狩り 17-残党狩り2 18-最終章 ☆MENUに戻る☆  

5,ゲノムからの挑発


 

翌日。ワイドショーとかではバスジャックの事と東名高速道路での爆発事故の事を中心に放送してい

て、犯人が東名高速道路での爆発事故の車に乗っていたことがわかり、同時にバイクに乗っていたのが

逃走車に銃を撃ったりしていた事も言われていて、警察は捜査していると言っている。

2人で見ていると、本部から何か送られてきたようでパソコンが鳴った。

見てみると、昨日の事が書いてあり、見て行くと新たなミッションが書いてあった。

 

[ゲノムのアジトらしき場所を2か所特定。

 指揮官:002。003。

     002に004。003に005がサポートで2か所を。

 

 エージェント総出でミッションを遂行するように。

 それぞれ待ち合わせ場所で合流後。ミッション開始」

 

その下には待ち合わせ場所と、アジトらしい場所が書いてあった。 

待ち合わせの日時は翌日午後12時。渋谷駅から近いビルの地下駐車場。

そして俺と美月が行くターゲットの場所は、渋谷の道玄坂にあるライブハウスだった。

美月は何も言わずに準備に取り掛かり、俺はパソコンの画面を消して準備を手伝った。

 

 

 

 翌朝。俺は美月を連れてDMCで指定された場所に向かった。

指定場所に行くと同じDMCが停まっていて、隣に駐車すると1人の男と1人の女性が降りてきた。

「一昨日はお疲れさん。さすがだな(笑)」

俺がうなずくと、003もうなずいてゲノムの事を言ってきた。

ゲノムの拠点は2か所までは突き止めた。

その1つがライブハウスで俺達がこれから行く所だと言う。

正式な人数とかは不明だが、一気に行きたいと言っている。

話していると1台の4tトラックが駐車場に入ってきて、荷台からバイクをおろし始めた

「ライブハウス前は道が狭いからバイクで行く。いいな?」

俺は何も言わずにうなずいた。

 

 

 

 俺達はそれぞれバディを乗せて出発した。

目的地に着き。俺達はライブハウスの横にバイクを停めてそのまま正面に向かった。

ライブハウス前には人はいないが、道を歩く人は意外といる。

003はKと美月に、中にいる人を呼び出すように指示を出し、2人は入口にあるインターフォンで中

にいる人を呼び出し、俺と003は扉の両サイドに分かれて立つと扉が開いた。

その瞬間、003が中に入りドアを開けてきた奴を取り押さえる。

中に入ると、中は静かだった。

メインフロアの入口扉を静かに少し開けると、中に男数人がいて何かしているのが見える。

【中に数人・・・中の動きによっては始末する】

【了解。こっちは2階に行く。中は任せた】

俺は扉を開けて中に入ると、男達は動きを止めて俺達を見ている。

「お邪魔するよ。ちょっと聞きたい事があるんだけど、いいかな?」

「何ですか?今、営業してないから勝手に入ってこられると困るんだけど」

俺はニコッとして周りを見ると何か気配を感じる。

「手間は取らせないよ(笑)ゲノムって知ってるか?」

この瞬間、他の扉が開いて人が入ってきて、ステージの袖からも人が出て来た。

2階部分を見ると、いつの間にか何人もの男達が俺と美月を見ている。

「・・・知らないな・・・ゲノムってなんだ?」

【今、囲まれました。2階席にも何人もいます】

【了解。2階は任せろ。出方次第では一気に行く】

美月は無線で003に報告をしていて指示を受けていた。

俺がうなずき、男達を見ると取り囲んでいる男達の手に何か持っているのが解った。

「お前ら単純だな(笑)お前らをゲノムとし、今から始末をする。覚悟しろよ」

そう言って、銃を取り出すと美月も銃を手に持った。

「お前ら何者だ?生きて返すわけにはいかないな。おい。やれ!!」

1人の男が言ったと同時に、取り囲んでいる男達は俺と美月に襲い掛かった。

 

 

 

俺と美月は銃で男達を撃っていく。

美月は後方の男達を撃って行き、俺は前と左右の男達を撃って行った。

そして、2階では003とバディが次々に始末していっている。

俺はこの場を仕切ってるような男を捕まえ、顔を殴り胸ぐらを掴んで銃を顔に向けた。

「ここはアジトじゃないな?ゲノムは何処にいる?そして全部で何人いるんだ?」

男は何も言わずに俺を睨んでいる。

銃で1発足に撃つと、男は悲鳴を上げて痛がる。

「もう一度聞く。ゲノムの本拠地と全部で何人いるか白状するんだ」

男はニヤリとして、俺をまた睨んだ。

「本拠地はここじゃねぇよ・・・お前なんかに教えるか」

「・・・そうか。ありがとよ」

そう言って、俺は男を撃ち殺した。

003に報告すると、一度撤退して駐車場で落ち合おうと言ってきた。

2階を見ると003達はすでにいなく、周りに倒れている男達は全員死んでいるようだった。

俺は美月に合図をしてライブハウスから外に出た。

車の置いてある駐車場に戻ると、003達は俺達を待っていた。

バイクを停めると、遊軍達はバイクをトラックに収容して去っていく。

「お疲れさん。解散しよう。今回のは俺から報告する・・・ゲノムは今回の事で何かしてくるだろう。

その時はまたよろしくな」

そう言って、003達は去って行き、俺はため息をつき美月を見ると俺を見ている。

「帰ろうか?」

ニコッとして言うと、美月もニコッとしてうなずいた。

 

 

 

 家に帰ると、俺達は風呂に入った。

湯船に浸かりながら美月を後ろから抱きしめていた。

「美月?今回・・・ゲノムの本拠地じゃなかったけど、どう思う?」

「・・・わかんないけど・・・003が言ってたのは、私も思う」

003と美月の言っている事は間違ってないだろう。

仲間が殺されれば、他の仲間は仕返しとかしてくるはず。

これが本当に起きるなら、今回のように簡単には終わらないだろう。

この後、俺は美月を寝室のベットに寝かせ、激しく抱いた。

 

 

 

 寝ている時、俺の脳裏にまた過去の事がフラッシュバックして出て来た。

俺は前に行った施設でエージェントとして、あらゆる分野の訓練をしていたり、何かの薬を飲んでは診

察を受けたりの繰り返しをしていた。

そして何度かミッションに参加して、功績を収めたりして周りから一目置かれ始める。

ふと目を覚ますと、俺は美月に腕枕をしていた。

(また・・・)

前見た夢は、俺が白衣を着た男達に何かされているような光景だった。

そして、今回はその前なのか後なのかわからない。

俺は美月を抱きしめるようにして寝る事にした。

 

 

 

 日にちが立ち、12月も20日になっていた。

あれから不思議と夢に過去の事が出ないでいて、俺自身気にしないでいた。

ゲノムは不思議と何も動きはなく、俺と003が渋谷のライブハウスに行った時と同時にミッションを

遂行していた002と004からもアジトじゃないと報告があり、調査も難航しているようだった。

そしてゲノムはまた文字だけの電波ジャックをした。

 

〔我々はゲノム。

先日仲間が殺された。いったい何者の仕業だ?

 絶対に許さない。覚悟しとくように

 世間は爆破予告の事を忘れてるようだ。

24日。東京の何処かが爆破する。これは冗談ではなく本当の話しだ。

 世の浮かれている国民。そして無能な日本政府どもよ。恐怖を味わうがよい〕

 

俺と美月が見ていると、テレビでは緊急会見で総理大臣が映った。

見ていると、24日は外出しないように。警察や自衛隊が爆弾を探し出すと言い切っていた。

これを見た国民は総理大臣の言う事を聞くのだろうか。

12月24日のクリスマスイブと25日のクリスマスは賑やかになるイベントだ。

ゲノムは何処を爆破するのだろうか。

考えていると、美月は何を考えているのか聞いてきた。

思った事を言うと、美月も同じことを考えていたという。

俺が苦笑いをすると、クリスマスイブは2人だけでクリスマスパーティーをしたいと美月は言っていた。

 

 

 

 日にちが過ぎて24日になり、ゲノムの電波ジャックの日からテレビではクリスマスよりも、東京の

何処で爆破が起きるのかと、警察や自衛隊の動き等の特集を組んで放送していた。

専門家や評論家達はテレビで、爆破なんてないとか勝手な思い込みで、言いたい放題言っている。

「本当に爆発するのかしら?」

美月の言葉に、俺はチャンネルを変えたりしながら苦笑いをしていた。

そしてお昼を過ぎた頃、美月は何か食べようと言ってキッチンで何か作り始めた時に、入口から呼び

出しのチャイムが鳴り、美月が出る。

少しして玄関のチャイムが鳴り、美月の代わりに俺が出ると、宅配業者が何か届けに来ていた。

受け取ると、ケーキの箱のようで美月に聞くと、クリスマスだからケーキを頼んだと言っていて、この

後にオードブルも届くような事を言っていた。

唖然としていると、美月は笑っていた。

 

 

 

 夕方くらいになり、街のイルミネーションが点灯される時間になった時、緊急ニュース速報が流れて

東京都庁と東京駅が爆破を起こし、火災が起きて崩壊と出てきた。

唖然としていると、10分位い過ぎた時に、放送されていた番組が緊急番組になり、東京駅前と都庁前

からの生中継が流れだした。

画面には東京駅が崩壊して火災が起きていて大勢の人達が逃げている光景や、都庁は建物が完全に

崩壊
し悲惨な光景が映し出されている。

「マジか」

消防隊員が消火活動して警察が規制をかけて騒々しい。

被害は、東京都庁の方は今日が土曜日と前日の祝日で都庁はほとんど機能していなかったため、被害

は管理している職員と一部の職員だけだった。

だが、東京駅は旅行者やイルミネーションが近くでやっていて駅の利用者数が多く、被害がどのくらい

かわからないようだった。

そして少しして、オードブルが届いて、美月は俺をダイニングテーブルに来るように言ってきた。

行ってみると、オードブルとケーキ。そしてシャンパンがテーブルの上に並べてある。

俺が苦笑いをすると、美月はニコッとしてシャンパンを注ぎだし、乾杯しようと言ってきた。

「うん。メリークリスマス」

「メリークリスマス」

俺達は乾杯をして2人だけのクリスマスパーティーを始めた。

そして、お互いにオードブルとケーキを食べたりシャンパンを飲んだりして、程よく酔ってきた頃に俺

は美月を連れて寝室のベットに行った。

美月はわかってたかのように甘えてきて、俺は美月を優しく抱いた。

 

 

 

 ゲノムに東京都庁と東京駅を爆破され、多くの犠牲者が出て日本国民は悲しみに陥った。

そして楽しいはずのクリスマス、新年を迎えるはずの正月を国民は静かに迎えた。

政府と警察に批判が殺到していたが、政府はゲノムをテロリストとして今後の事も含め、国民に対して

早急にゲノムを見つけて捕まえると言っていて、同時に警察や自衛隊が街に多く見かけるようになった。

そして後日。ゲノムからまた文字だけの電波ジャックをしてきた。

 

〔我々ゲノムは、これからお前達を恐怖に落とし入れる為に、いろいろしていく予定だ。

 そしてゲノムは日本を我が手中に収める。

 無能な日本政府。そして無知な国民達よ、恐怖を味わうがよい]

 

この電波ジャックで総理大臣が国民に向けて緊急記者会見を行った。

現状を把握できていない政府は、国民に外出は出来るだけ控える。外出するならくれぐれも気を付ける

ようにと言い、警察や自衛隊の巡回等を強化していくと言っていた。

これに対して、テレビ各局やマスコミが騒ぎ出し、特集を組んだりして放送し始めた。

 



01-目覚めて知る正体と組織 02-ミッション 03-パームアースと自分の能力 04-テロリスト「ゲノム」 05-ゲノムからの挑発
06-再びゲノム動く 07-完全に蘇る過去の記憶 08-テロ集団、ゲノムを始末 09-005と004の反乱 10-作戦会議
11-防衛大臣と官房長官 12-パームアース本部へ突入準備 13-パームアース本部へ 14-新たな敵 15-解毒剤
16-残党狩り 17-残党狩り2 18-最終章 ☆MENUに戻る☆