女神~MEGAMI~



 ~あらすじ~

アパレル会社社長の小島洋介は、副業で弁護士の高島奈緒美から変わった仕事を請け負っていた。

そんなある日。注目されているモデルの「MAHO」(島田麻帆)への、誰かからの嫌がらせ等で、

マネージャー兼ボ
ディーガードをしながら犯人捜しをする仕事を高島奈緒美から請け負う事になる。

次第に島田麻帆は小島洋介を好きになり、小島洋介も気持ちが動き出し恋人に。

 

そして、小島洋介は事業拡大に成功させ、躍進が収まらずに進んでいく。

一方の島田麻帆は、誰もが認める人気のトップモデルになっていく。






 ~登場人物~

児島洋介  アパレル通信販売会社「Jewel」社長。

      副業で別の仕事をしている。

島田麻帆  「MAHO」の名でモデル

高島奈緒美 弁護士。小島洋介に仕事を依頼している。

佐々木孝道 芸能事務所「スターダスト」の社長。

福島玲子  小島洋介の会社「Jewel」の副社長。 

田崎    スターダストのタレント専属マネージャー。

河合まおみ スターダストのメイク担当だが、麻帆の専属でもある。 

斎藤舞子  AQUAのマネージャー。

      MAHOのファンでもある。

須藤恵美  麻帆と同じ事務所所属のモデル。

      いち早く俺のファンだと公言したモデル。

熊谷香織  元カリスマ店員。

      AQUAのチーフ。

後藤龍二  AQUAに移動してきた社員。

小泉葵   AQUAスタッフ。バイトの子達の中では一番周りを見れる子。

      ネイルサロンのチーフになる。

柏木しおり 有名ネイリスト。 

大園 彩  大阪の建築一族の娘。

      のちに小島洋介の会社に就職する。






 ~一部ストーリー~

 世間ではGWの連休に入る1週間前。俺は会社の副社長、福島玲子と成田空港にいた。

1週間のスケジュールで、海外に商品の買い付けに行った帰りだった。

駐車場で車に荷物を乗せていると、玲子は会社に連絡をしだす。

荷物を積み終えて車に乗り、電話をしている玲子を横目にタバコに火をつけ車のエンジンをかけた。

空港から東関東自動車道に入り何気にスピードを出していくと、玲子は電話を終わらせ俺を見る。

どうしたか聞くと、会社のサーバーが今は正常に復旧しているようだが、ダウンしたようだ。

俺達の会社はアパレル通信販売の会社。

サーバーがダウンするといろいろ面倒が起きる。

「今は通常に動いてるんでしょ?じゃあ急ぐことはないか・・・一応、このまま会社に行くよ」

玲子は何も言わずにうなずいた。

  

福島玲子。会社設立時に、俺の右腕としてヘッドハントした元同僚だ。

前の会社からの仕事の付き合いは長く、お互いに何でも言える間柄でもある。

俺が独立した時から、お互いに先頭に立ち役割分担して仕事をしていた。

そして、軌道に乗り時間配分も楽にできるようになっていたが、2人で動く事も少なくはなかった。

 

 会社に戻り、俺はみんなに挨拶をしてお土産を渡してから、自分専用の部屋に行った。

俺は児島洋介。アパレル通信販売会社「Jewel」の社長だ。

都内にある、小さな商業ビルの最上階を買い占めて運営している。

社員は現在50名。男女比率は、アパレルなだけあって8割が女性だ。

オフィスは会議室や商談室等以外は、ワンフロアに各部署事に低めの仕切りで分けていて、副社長の玲

子が全体を見渡せるようにデスクがあり、少人数のミーティングも出来る俺専用の社長室もある。

部屋に行くとデスクの上に大量の資料や郵便物が置いてあり、タバコに火を付けていろいろ見てからパソ

コンでメールチェックをすると、メールの中に「
BUSINESS」と件名に書いてあるのがあった。

スマホを見ると、転送で同じ宛名のメールが来ているのに気が付いた。

このメールは、弁護士の高島奈緒美が俺に仕事の依頼をする時の合図のメールだ。

内容を確認すると、「東京に帰ってきたら連絡を」とだけ書いてある。

俺は奈緒美に電話をすると、会えないかと聞いてきた。

OKの返事をすると、奈緒美は俺と仕事の打ち合わせ等でよく使うホテルを言ってきて、俺は迷うことなく

1
時間後に会うことにして電話を切り、玲子に別件の仕事が来たから出てくると言って、会社を後にした。

玲子を含めた社員全員は、俺のもう1つの仕事のことは知っていて何も言わない。

この時、玲子が俺の代わりに会社を見てくれているおかげで、俺自身は自由に動けたりしている。

はたから見たら、仕事しない社長とも見えるだろう。

 

 待ち合わせのホテルの部屋に行くと、奈緒美はガウン1枚で俺を迎えてきた。

ソファーに座ると、今回の案件はちょっと面倒かもしれないから、嫌なら無理に頼まないと言いながら、

資料を俺に渡して隣に座る。

資料を見ていくと、依頼主は某芸能事務所のマネージャーをしている田崎と言う人からだった。

依頼内容は、担当しているモデルが最近になり撮影スタジオで仕事の時に衣装が無くなったり、ブログ

SNSに仕事場所を書かれたり、誹謗中傷の書き込みや変な贈り物が届いたりするようになった。

内容的には、芸能関係の仕事で人気が出るとよくある事だ。

他にも、移動中に尾行されたりも何度かあったりしているため、本人の身の危機も考えてボディーガー

ドも含めて内密に犯人を見つけてほしいと言う内容だった。

同封している写真を見ると、モデルの「MAHO」の写真だった。

仕事でファッション関係に関わっているせいか彼女の存在は知っていた。

「この子知ってるよ。最近になって最も注目されるモデルだよね。ま、よくある話だよね・・・・人気

が出てきたモデルへのあてつけ・・・嫌がらせかな・・・警察に届けないで何で奈緒美さんの所に?」

奈緒美を見ると、少し呆れた顔をしながらタバコを吸いだした。

「私もそれは言ったんだけどね~。当事者には知られないようにしたいのと、世間に知られて騒ぎにな

りたくないってのが理由・・・かな?」

MAHOは愛嬌もよく、無邪気に笑う時とモデル時の表情にギャップがあると人気があり、仕事関係の

関係者やスタッフ達にも評判がいいと話しをよく聞く。

資料を見て行くと、贈り物やSNSの書き込み等は事務所でチェックを入れているのと、衣装が無くな

るのは、メイク担当が一緒にいるがいつの間にか無くなったりしているようだと書いてあった。

「洋ちゃんどうする?」

奈緒美は言いながら寄り添って腕を組んできて、胸の柔らかさが俺の腕に伝わる。

見るとガウンから胸の谷間が見えた。

奈緒美はセクシーな色気を持つ女だ。

俺の4歳ほど年上で、顔もスタイルもいいのに男の気配が全然感じない。

奈緒美が俺に仕事のオファーをしてから完了するまでの期間中、会うとSEXを求めてきたりしている。

「ん~。いいよ。面白そうだから引き受ける」

言うと、奈緒美はニコッとして俺の膝の上にまたがってきた。

「じゃあ、先方に連絡しとくから、あとはよろしくね?」

言いながら奈緒美はガウンの紐をほどいて裸になり、綺麗な身体が俺をくぎ付けにする。

そっと体を触ると奈緒美は俺に抱き着きキスをしてきた。

 

見つめると、奈緒美も見つめ返してきた。

「いつも思うけど・・・・洋ちゃんに見つめられるとドキドキするのは何でかな・・・」

「ん?俺は今の奈緒美さんの姿でドキドキするけど?(笑)」

俺は奈緒美の身体を寝かせて見つめると、奈緒美も俺を見つめるが何度も瞬きをする。

この時の奈緒美は可愛い女の子の表情になる。

「そんなに見つめないでよ・・・・ね?この後の予定は?」

俺はニヤリとし、奈緒美の唇に指をあててみた。

「予定?もう素直に言えばいいのに(笑)これがしたいんでしょ?」

唇から首筋を指でなぞり、鎖骨を通り少し見える胸の谷間に移動していった。

奈緒美は俺の目を見つめながら、感じている顔になってくる。

「・・・うん・・・したいの・・・見つめながら触られると・・・ゾクゾクしちゃう・・・」

俺はニコッとして、奈緒美を抱き上げてベットルームに移動してベットに寝かせた。

上から見下ろすように奈緒美を見つめると、奈緒美は俺をじっと見ている。

指が触るか触らないかの感じで全身を指でなぞりだすと、身体が反応し悶え始めた。

裸になり俺はまた奈緒美にキスをしていと奈緒美は抱き付くようにし俺を受け入れる。

舌を絡めながら胸を揉みだすと、乳首も固くなり奈緒美の息も荒くなってきた。

「こういうときの、奈緒美さん・・・可愛い女の子になる・・・身体はエロイのに」

「いや・・・変な事言わないで・・・ん・・・洋ちゃんに抱かれるときは・・・あっ・・・」

俺はニヤリとし、キスをしたり舌で舐めたりしながら耳や首筋、胸や乳首を通り、ウエストを通り太も

もを愛撫していと、奈緒美は喘ぎながら出し身体をクネクネしはじめた。

「はぁはぁ・・・洋ちゃん・・・いっぱい感じさせて?」

俺はニコッとしてあえてじらしながら愛撫していくと、奈緒美は身体を動かして上になった。

「いじわる・・・・もう我慢できない」

そう言って自ら挿入してきた。

奈緒美は俺を見ながら腰を動かしだし、俺がそっと手を胸に当てると腰の動きが激しくなっていき、俺達

は激しく
SEXをしていった。

 

 奈緒美に腕枕をしてあげると、俺に抱き着くようにしてきた。

俺が抱きしめると、奈緒美は幸せそうな顔をしている。

「・・・やっぱ洋ちゃんに抱かれるとすごい感じちゃうな・・・・」

奈緒美は少し照れながら俺に抱き着いてきた。

俺と奈緒美は偶然バーで知り合ったのがきっかけだった。

俺は社長。奈緒美は弁護士。職は違うが何故か意気投合した。

何回かバーで一緒に飲んでいて、俺はストレス解消も含めて何か面白いことをしたいのと、奈緒美は仕

事で表に出したくない案件を誰かに頼みたがっている話になった。

そして、俺は奈緒美の案件を引き受けるようになった。

奈緒美は俺に高く報酬を払う代わりにSEXを求めてくる。簡単に言えばお金で俺を買いSEXをする。

お互いに何も言わず、仕事の時は会えばSEXをしていた。

「そろそろ私戻るけど、洋ちゃんはどうする?」

「ん?俺も帰るかな・・出張から帰ったばっかだしさ」

奈緒美は、明日にでも先方に連絡をしてから俺に連絡すると言ってきた。




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